工作機械業界M&A活性化。再編の動きは?

工作機械業界M&A活性化。再編の動きは?

工作機械業界にもM&Aの大きな波が来ているようです。ここのところ、業界再編とも言える動きが活発になっていることは皆様ご存じのことかと思います。つい先日も、DMG森精機によるクラボウ傘下の工作機械メーカー倉敷機械の買収が発表されています。そのほかにも、ニデックがTAKISAWA(旧滝沢鉄工所)の株式公開買い付けTOBを実施することも耳に新しいのではないでしょうか。...
工作機械の耐用年数

工作機械の耐用年数

当たり前の様に毎日稼働している機械。良い状態がずっと続いてくれるに越したことはないのですが、いつまで同じ様にパフォーマンスを上げてくれるのでしょうか?本日は、製造業になくてはならない工作機械の寿命についてまとめていきます。「法定耐用年数」、「減価償却」について今一度おさらいするとともに、実際のところ、工作機械の寿命をのばすことはできるのか?という点についても触れております。現状では課題はないから大丈夫、と言う場合でも長期的な視点を持ってぜひ知見として得ていただければと思います。 耐用年数とは...
金属加工の手作業

金属加工の手作業

金属加工の歴史は機械化と自動化の歴史といってもよいでしょう。金属加工から人の手を極力排除することによってより確かな製品をより多くより安くつくることができます。 しかし、NC(数値制御)やCNC(コンピュータ数値制御)の工作機械が普及しても工場から手作業がなくなりません。手作業が生き残っている理由と、どのような手作業が活躍しているのかを解説します。さらに、残った手作業も機械化・自動化していく取り組みもあるのであわせてみていきましょう。 手作業のポジション...
製造業ではすでにAIをこのように使っている

製造業ではすでにAIをこのように使っている

AIの進化は目覚ましく、特に2022年に登場したChatGPTというAIサービスは世界中を驚かせました。誰でも無料でAIを使うことができます。例えばChatGPTのサイトに「製造業とは何か。100字で説明を」と入力すると次のように出てきました。 ■「質問:製造業とは」に対するChatGPTの回答...
金属3Dプリンタがすごい~明るい未来か、既存の加工の脅威か

金属3Dプリンタがすごい~明るい未来か、既存の加工の脅威か

金属3Dプリンタが進化しています。これまでは、複雑な形状の金属部品をつくれるものの品質や強度が疑問、と考えられていましたが、最早その考えは古いといわざるをえません。鋳造、鍛造、切削といった既存の金属加工でつくることができない複雑な形状の金属部品を、既存の金属加工でつくったものと同等の品質・強度でつくることができる金属3Dプリンタが登場しています。金属3Dプリンタの今を紹介します。 最新の金属3Dプリンタはここまでできる...