執筆者 機械買取センター | 7月 13, 2026 | 廃業・工場閉鎖・事業承継
以前、川崎市の工場から機械買取の依頼をいただきました。 事業がうまくいっていないので工場をたたむ、とのことでした。機械を全部買い取って工場を空にした後、社長はこう話してくれました。「工場を解体して更地にして、マンションを建てて息子にあげようと思ってるんです」 川崎市は住宅需要が高く、工場跡地としての立地も悪くなかった。製造業として使い続けるより、マンション用地として活用した方が収益性ははるかに高い——そういう判断でした。機械を売って得た資金も、解体費用の一部に充てることができました。...
執筆者 機械買取センター | 7月 10, 2026 | 税務・会計
「廃業を決めました。群馬の工場なんですが、今期中に全部整理したいので、来月中に搬出してもらえますか」 こういう問い合わせが来るとき、その背景にあるのはほぼ決まって決算期です。今の会計年度のうちに機械を処分して除却損を計上し、今期の利益を圧縮したい——そのタイムリミットが「来月」だったのです。 除却損は、機械を実際に廃棄・搬出した事業年度にしか計上できません。「来年やればいい」では、今期の節税効果がまるごと消えてしまいます。だから経営者は急ぐのです。...
執筆者 機械買取センター | 7月 8, 2026 | 工場運営・安全・労務
火事に遭って焼けた機械を、長年そのまま工場に放置していた——そんな現場に伺ったことがあります。 機械搬出の依頼でしたが、現地に着いて息をのみました。火災の熱で金属部品が変質し、フレームや外装がもろくなっている。少し力をかけただけで崩れそうな箇所もある。通常の搬出作業とは全く異なる慎重さが必要で、作業員全員が神経をすり減らしながら一台ずつ対応しました。...
執筆者 機械買取センター | 7月 2, 2026 | 買取・査定・処分
埼玉県の工場から旋盤の買取問い合わせがありました。「型式・年式も問題なく、ちゃんと稼働しています。他にも機械があるので一緒に見てほしい」とのこと。写真は送ってもらえませんでしたが、話の内容から期待して現場に向かいました。 到着して目を疑いました。旋盤が屋外に置いてあり、全体がびっしりと錆に覆われていたのです。「稼働している」という話でしたが、その状態で動くはずがありません。内部まで錆と腐食が進んでおり、その場で買取を見送ることになりました。...
執筆者 機械買取センター | 6月 29, 2026 | 買取・査定・処分
機械の搬出日が決まり、あとは当日を待つだけ——というタイミングで請求書がなかなか届かないことがありました。搬出前日にようやく届いた請求書を開いて、思わず二度見しました。 「税込み50万円での買取」と念を押して合意していたはずが、請求書には「税別50万円」と記載されていたのです。消費税を加えると55万円。5万円の差額です。...