執筆者 機械買取センター | 10月 8, 2026 | 業界動向・市場ニュース
中古工作機械がどのくらい市場に出てくるか、またどのくらい買い手がつくかは、実は新品の工作機械の受注動向と深く連動しています。日本工作機械工業会(JMTBA)が毎月公表している受注統計を見ると、どの業種が設備投資に積極的で、どの業種が投資を控えているのかが見えてきます。「最近、同業他社はどんな機械を入れているのだろう」「うちの業界は今後も設備投資が続くのだろうか」といった疑問は、実はこうした統計からある程度読み解くことができます。この記事では、JMTBAの統計から読み取れる「増えている業種」「減っている業種」を整理し、中古機械市場にどう...
執筆者 機械買取センター | 10月 2, 2026 | 買取・査定・処分
中古工作機械の買取というと、「古い機械でも値段がつく」「まとめて売れば有利」といった、売れる機械の話が中心になりがちです。しかし実際の現場では、査定に伺った機械がどうしても値段をつけられない、それどころかスクラップとしての価値すら残らないというケースに出くわすこともあります。工場を経営していると、いつか必ず機械の入れ替えや処分というタイミングが訪れますが、「売れるだろう」という前提で考えていると、いざというときに想定外の費用に直面することもあります。今回は、売れない機械がその後どうなっていくのか、普段あまり語られない「機械の末路」につ...
執筆者 機械買取センター | 9月 26, 2026 | 業界動向・市場ニュース
コロナ禍で国際コンテナ輸送が止まり、海外に売るはずだった中古機械が倉庫で行き場を失ったことがあります。 廃業のご相談でお預かりする機械は、もともと年式の古いものが多く、輸出に頼らざるを得ない機種がほとんどでした。ところがコンテナ不足で船便の確保すら難しくなり、パートナー会社と協力して機械を一時的に倉庫で保管しながら、コロナの収束を待つことになりました。 機械そのものの価値だけでなく、物流という外部要因が査定や売却のタイミングを左右することもあります。...
執筆者 機械買取センター | 9月 11, 2026 | 業界動向・市場ニュース
生産終了・部品の供給停止は、機械の価値を押し上げることもあれば、逆にゼロにしてしまうこともあります。 実際に、すでに生産終了した機種で、故障箇所の部品がどこにも見つからず、買取自体をお断りせざるを得なかったことがあります。 「生産終了=希少価値で高く売れる」とは限りません。むしろ、故障していれば部品が調達できず、売るに売れなくなるリスクの方が大きいこともあります。 本記事では、工作機械メーカーの生産終了・事業統合が中古市場にどのような影響を与えるのか、価値が上がるケースと下がるケースの両面から解説します。...
執筆者 機械買取センター | 9月 1, 2026 | 税務・会計
「どうせ自分の会社だから、いくらでもいいだろう」——東京都のある経営者が口にした一言です。長年、個人事業として金属加工業を営んできたその方は、法人成りを機に工作機械を新設した法人へ移そうと考えていました。価格はざっくりと帳簿価額に近い低い数字で設定しようとしていたのですが、顧問税理士から電話が入りました。「適正価格で売らないとだめですよ。税務署に指摘されます。きちんと精査してください」と。...