※処分を考える前に、まずは相場だけ確認してみませんか?

「今は使っていないけど、いつか使うかもしれない」、「処分するのはもったいないから、とりあえず放置している」工場や倉庫で、こうした状態の工作機械を抱えているケースは少なくありません。
しかし、使っていない工作機械を長期間放置することには、実はさまざまなリスクがあります。知らないうちに価値が下がったり、後から大きな費用がかかったりすることもあります。この記事では、使っていない工作機械を放置するとどうなるのか、具体的なリスクと、後悔しないための判断ポイントを分かりやすく解説します。
使っていない工作機械を放置している工場は多い
工場の設備入れ替えや生産内容の変更により、
- 一部の機械が不要になった
- 予備機として残している
- いつか再稼働する予定
といった理由で、使っていない工作機械をそのまま置いているケースは非常に多いです。ただし、「置いてあるだけ」でも、機械の状態や価値は時間とともに確実に変化していきます。
放置すると起こる5つのリスク
リスク1:サビや劣化が進む
工作機械は、動かしていない状態でも劣化します。特に、
- 湿気
- 温度変化
- 油切れ
などの影響で、テーブルや摺動面、スピンドル部分にサビが発生しやすくなります。一度サビが進行すると、簡単には元に戻せず、査定額が大きく下がる原因になります。
リスク2:動作不良が起きやすくなる
「最後に動かしたときは問題なかった」という機械でも、長期間放置すると、
- 電源が入らない
- 異音が出る
- エラーが出る
といった不具合が起こることがあります。結果として、「動いていたはずの機械」が「動かない機械」になってしまうケースも珍しくありません。
リスク3:買取価格が下がる
工作機械の買取価格は、
- 年式
- 状態
- 市場需要
によって決まります。
放置している間に、
- 年式が古くなる
- 状態が悪化する
- 需要が変わる
ことで、本来ついていたはずの価値が下がってしまう可能性があります。「あと1年早く売っていれば、もっと高く売れた」という後悔は非常によく聞きます。
リスク4:廃棄費用が高くなる可能性がある
長期間放置された機械は、
- 解体しづらくなる
- 部品欠品が増える
- 搬出が困難になる
といった理由で、廃棄時の費用が高くなることがあります。結果として、処分するだけで数十万円の費用がかかるケースもあります。
リスク5:スペースと管理コストが無駄になる
使っていない工作機械は、
- 工場スペースを圧迫する
- 動線の邪魔になる
- 管理や安全面のリスクになる
といったデメリットもあります。見えにくいコストですが、長期的に見ると無視できない負担になります。
放置されがちな工作機械の例
特に放置されやすいのは、以下のような機械です。
- 古い旋盤/NC旋盤
- マシニングセンタ
- 汎用フライス盤
- 研削盤
- プレス機
「まだ使えるかもしれない」という理由で残されがちですが、実際には使われないまま年月が経つことが多いです。
放置していても売れるケースはある?
結論から言うと、放置していた工作機械でも買取できるケースはあります。
理由としては、
- 海外需要がある
- 修理前提で使われる
- 部品取りとして価値がある
などが挙げられます。特に日本製の工作機械は、年式が古くても評価される知名度があります。
放置期間が長いと不利になるポイント
ただし、放置期間が長くなるほど、
- サビの進行
- 欠品の増加
- 動作確認ができない
といった理由で、評価が下がりやすくなります。「今はまだ売らなくていい」と思っていても、価値は時間とともに下がっていくことを理解しておく必要があります。
放置している機械をどう判断すべきか
今後使う可能性が本当にあるか
「いつか使うかもしれない」という理由で何年も放置している場合、その可能性は低いことがほとんどです。具体的な使用予定がない場合は、一度整理を検討する価値があります。
動作確認ができるか
電源が入るか、最低限の動作確認ができるかは重要な判断材料です。動作確認ができるうちに査定を受けた方が、評価が高くなりやすいです。
廃棄と買取のどちらが得か
廃棄する場合の費用と、買取価格を比較することで、最適な判断ができます。多くの場合、買取を先に検討する方がリスクは低くなります。
放置している工作機械を後悔なく処分するコツ
写真を撮って現状を把握する
- まずは、
- 機械全体
- メーカー名
- 型式プレート
などを写真に撮り、現状を把握しましょう。写真があれば、簡易査定ができることもあります。
専門業者に相談する
工作機械に詳しくない業者に相談すると、「廃棄しかない」と判断されてしまうことがあります。買取や輸出に強い業者に相談することで、選択肢が広がります。
放置し続けない決断をする
「もう少し様子を見る」を繰り返すうちに、状況は悪くなっていきます。使っていないと判断した時点で、一度相談することが結果的に損を防ぐ近道になります。
よくある質問
Q1:何年放置していても売れますか?
機械の種類や状態によりますが、放置期間が長いほど評価は下がる傾向があります。早めの相談が重要です。
Q2:動かなくなっていても問題ありませんか?
修理前提や部品取りとして買取できるケースがあります。放置=売れない、ではありません。
Q3:放置している間に部品が欠品しましたが大丈夫ですか?
内容によりますが、欠品があっても評価されることはあります。
まとめ|使っていない工作機械は放置せず一度判断を
使っていない工作機械を放置すると、
- 状態の悪化
- 価値の低下
- 廃棄費用の増加
といったリスクが積み重なっていきます。
一方で、放置していた機械でも買取できる可能性は十分にあります。「まだ使うかもしれない」と悩んでいる機械こそ、一度現状を確認し、専門業者に相談してみてください。放置し続けるよりも、早めに判断することで、後悔を防ぐことができます。
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