執筆者 機械買取センター | 6月 23, 2026 | メンテナンス・トラブル対応
工具がボロボロの工場は、機械も大抵ボロボロです。 マシニングセンタの査定に伺うと、工具箱の中を見るだけである程度先が見えることがあります。刃先が欠けたまま使われ続けているエンドミルや、寿命をとうに超えたドリルが並んでいる工場では、機械本体も同様に手入れが行き届いていないことが多く、スピンドル周りの汚れや摺動面のガタなど、査定額に影響する傷みが見つかるケースが少なくありません。...
執筆者 機械買取センター | 6月 13, 2026 | メンテナンス・トラブル対応
「壊れています」とは正直に言う売主は多いのに、「精度が出ていません」とは言わない売主は少なくありません。 あるプレスブレーキの買取査定でのことです。社長は機械の外観や稼働状況を一通り説明したあと、最後にこう付け加えました。「曲げの精度、実はあまり出ていないんです」。動くかどうかだけを聞かれれば黙っていてもわからないような情報を、ご自身から明かしてくれたのです。だまして高く売ろうという気配がまったく感じられなかったこともあり、こちらも安心して査定を進めることができ、金額の合意まで非常にスムーズに進みました。...
執筆者 機械買取センター | 6月 3, 2026 | メンテナンス・トラブル対応
現地査定でまず目に入るのは、機械の「雰囲気」です。油汚れの拭き方、カバーの状態、工具の置き方——保守契約を結んでいる工場とそうでない工場では、現場の空気が明らかに違います。買取業者はすべての機械を隅々まで時間をかけてチェックすることはできません。見えない部分のリスクはある程度見込んで価格を出す必要があります。だからこそ、保守契約の有無は「この機械はきちんと管理されている」という判断材料になり、買取価格に影響するのです。...
執筆者 機械買取センター | 5月 21, 2026 | メンテナンス・トラブル対応
「メーカーに部品を注文したら、もう製造していないと言われた」「修理業者に見せたら、この機種はサポート終了だと断られた」——こんな経験をされた工場の方は少なくありません。 工作機械は一度導入すれば10年、20年と使い続けるものです。しかし、どんな機械にもメーカーサポートの寿命があり、部品が廃番になる日は必ず来ます。問題は、そのときに慌てて対応するか、事前に手を打っておくかで、損失額が大きく変わることです。...
執筆者 機械買取センター | 5月 19, 2026 | メンテナンス・トラブル対応
「寸法が図面と合わない」「同じプログラムで加工しているのに毎回結果が違う」「朝は合っていたのに午後からずれてくる」 CNC旋盤の座標ずれは、加工現場で頻繁に起きるトラブルのひとつです。不良品の発生・手直しコストの増大・納期遅れに直結するため、原因を早期に特定して対処することが重要です。 この記事では、CNC旋盤の座標がずれるときに考えられる原因と、現場で確認すべきポイントをわかりやすく解説します。 座標ずれが起きると何が困るか 座標ずれを放置すると、以下のような問題が連鎖的に起きます。 加工寸法が図面公差を外れて不良品が発生する...
執筆者 機械買取センター | 5月 8, 2026 | メンテナンス・トラブル対応
旋盤を動かしていたら「あれ、こんな音したっけ?」と感じる瞬間があります。最初は小さな異音でも、放置しているうちに加工精度が落ちたり、突然の機械停止につながることもあります。 この記事では、旋盤の異音が発生したときに現場でまず確認すべきポイントを、音の種類と発生箇所ごとにわかりやすく解説します。 旋盤の異音を放置するとどうなるか 「たいした音じゃないから」と異音を放置してしまう現場は少なくありません。しかし異音は機械からのSOSサインです。 放置した場合に起こりうること: 加工精度の低下(寸法不良・面粗さの悪化)...