執筆者 機械買取センター | 6月 20, 2024 | ブログ
東北大学が2024年4月に次世代放射光施設ナノテラス(仙台市)の運用を始めました。ナノテラスは要するに顕微鏡であり、小さなものを見る機械なのですが、東京ドームほどの大きさを持ち太陽光の10億倍以上の明るさで、見る対象を照らします。 ナノテラスはナノ・レベルで物体をみることができ、例えば、ワクチンの成分が細胞のなかで機能している様子を確認できます。1ナノmは1mmの100万分の1です。そしてこの、極小のための巨大な顕微鏡は、金属加工の進化にも貢献するかもしれません。 ナノテラスは国家プロジェクト...
執筆者 機械買取センター | 6月 4, 2024 | ブログ
生産管理システムは、業務を効率化させるためのコンピュータ・システムです。金属加工会社の経営者が「DX(デジタルトランスフォーメーション)で生産性を上げたい」と考えたとき、生産管理システムは有効手段になるでしょう。 金属加工会社が生産管理システムを導入すると、工場と事務所のすべての仕事がパソコン上で管理できるようになり、さまざまなメリットが自社にもたらされます。 9つの機能が備わっている...
執筆者 機械買取センター | 5月 21, 2024 | ブログ
金属加工を自動車づくりから学ぶ「自動車は金属加工の宝庫」の2回目はエンジン編です。エンジンをつくるときに使われる金属加工を紹介します。 1回目で紹介したボディは人間に例えるなら骨格で、今回紹介するエンジンはエネルギー源に該当します。よく「エンジンは自動車の心臓」といわれますが、実際のエンジンの仕事は、ガソリンを爆発させてエネルギーをつくり、1トン以上もある自動車を時速100kmで走らせることです。...
執筆者 機械買取センター | 5月 16, 2024 | ブログ
金属加工会社の経営者が新入社員に金属加工を教えるとき、自動車づくりを例にとるとよいでしょう。なぜなら自動車はありとあらゆる金属加工を駆使して出来上がっているからです。自動車は金属加工の宝庫です。ただ自動車製造で使われる金属加工は種類が多すぎて、1本の記事ですべてを伝ええることはできません。 そこで第1回目の今回は、自動車のうちボディの製造に使われている金属加工を紹介します。 ボディづくりになぜ複数の金属加工が必要なのか...
執筆者 機械買取センター | 5月 1, 2024 | ブログ
旋盤は金属を1秒に30回回転させる、とても危険な機械です。その危険度は命に関わるレベルで、旋盤加工中に起きた死亡事故が、中央労働災害防止協会のサイトに記載されているのでぜひ一読ください。 ■旋盤を起因物とする死亡災害事例(中央労働災害防止協会) https://www.jisha.or.jp/international/topics/pdf/1999_2020jf151CSA.pdf...
執筆者 機械買取センター | 4月 16, 2024 | ブログ
なぜ金属加工会社にIoTゲートウェイが必要になるのか。その答えはこちら。 ●「止まらない工場」にIoTゲートウェイが必要だから 金属加工会社は、工場の稼働率を上げることに苦心していないでしょうか。工場の稼働率の最高値は原則100%であり、つまり工作機械や生産設備が一刻も休むことなく稼働し続けている状態が工場の理想形になります。稼働率を高めて「止まらない工場」をつくるには工場のIoT化が欠かせませんが、IoTゲートウェイはそのときに使う装置です。 IoTとは、IoTゲートウェイとは...