ものづくり白書は金属加工会社の経営に使える

ものづくり白書は金属加工会社の経営に使える

金属加工会社の経営者が、自社が置かれている状況を正確に把握したいと思ったら、経済産業省が発行している、ものづくり白書が参考になります。以下のURLから無料で読むことができます。 ●ものづくり白書(経済産業省) https://www.meti.go.jp/report/whitepaper/index_mono.html...
日本のモノづくりは大丈夫なのか

日本のモノづくりは大丈夫なのか

「日本のモノづくりは大丈夫なのか」と聞かれたら、「日本はモノづくり立国なのだから大丈夫に決まっている」と答えたいところです。しかしそのような見方は楽観的すぎるかもしれません。 トヨタやホンダなどは電気自動車(EV)の製造で後れを取り、ソニーは銀行とエンタメの会社になり、日立製作所はITの会社になろうとしているからです。いずれも世界に冠たるメガ・モノづくり企業なのに、優位性が低下したり、製造業色を薄めようとしていたりしています。...
金属加工会社もデータドリブンであるべきか

金属加工会社もデータドリブンであるべきか

ドリブンは駆動という意味です。したがってデータドリブンとは、データ(D)で会社やモノづくりを前に進めていく(ドリブン=D)こと、という意味になります。データドリブン経営(以下、DD経営)とは、企業がデータを集めて、それを分析して経営判断などの意思決定を下す手法です。金属加工会社は今、さまざまな課題に直面しているはずです。それらを解決して再び成長軌道に乗せるにはKKD経営から脱却してDD経営に移行する必要があるかもしれません(*1)。...
ワンオフパーツづくりは金属加工会社の副業?

ワンオフパーツづくりは金属加工会社の副業?

自動車やバイクのカスタムを楽しむ人たちにとって「ワンオフパーツ」は憧れの逸品のはず。世界で1つだけの特注品であるワンオフパーツを装着することで、世界に1台しかない自分だけの自動車・バイクが完成するからです。ワンオフパーツには金属製もあり、これをつくることは金属加工会社にとってビジネスチャンスになるかもしれません。また、本業にすることは難しくても「副業」くらいにはなるかもしれません。...
経営に「工作機械統計」と「機械受注統計」が役立つ理由

経営に「工作機械統計」と「機械受注統計」が役立つ理由

金属加工会社の経営者にとって「明日の受注がどうなるか」は最大の関心事のはず。受注予定は生産計画だけでなく投資計画にも影響を与えるので、経営戦略に欠かない情報です。もちろん、発注元のメーカーなどは金属加工会社に発注予定を出してくれると思いますが、ときにそれが当てにならないのはよくあること。そのため「明日の受注がどうなるか」は、経営者が独自に情報を集めて予測する必要があります。 そこで活用したいのが、次の2つのデータです。 日本工作機械工業会が発表する工作機械統計 内閣府が発表する機械受注統計調査...
日本の技術が航空分野でも貢献

日本の技術が航空分野でも貢献

2023年2月、三菱重工によって続けられていた国産ジェット機の開発を断念するとのニュースが流れました。多くの産業を巻き込んでの国家的な一大プロジェクトでしたが、将来の事業性を厳しく判断して撤退の決断が下されたとのこと。 試運転飛行まではこぎつけたものの、運航に必要な型式証明を得ることができず、参入表明してから15年で日本の製造業再興の夢も乗せた大望の一つが頓挫する結果に。製造関連に関わらずに、多くの夢と希望を背負ったプロジェクトだっただけに、このニュースを非常に残念な思いで受け止めている方も多いのではないでしょうか。...