京大が金属を切断する1cmレーザーを開発

京大が金属を切断する1cmレーザーを開発

京都大学工学部は2023年6月、電子工学専攻の野田進教授たちが「フォトニック結晶レーザーの連続動作状態での輝度を大型レーザー並みに高めた」と発表しました。京大らしく難しい単語が並んでいますが、これを翻訳すると「金属を切断できる直径1cmの超小型レーザーを開発した」となります。この京大1cmレーザーは、金属加工などの町工場の生産性を向上させることが期待されています。 参照: https://www.t.kyoto-u.ac.jp/ja/research/topics/20230615...
金属加工業のWEB広告

金属加工業のWEB広告

スマホでPCで、私たちは毎日どれだけの数のWEB広告を目にしているのでしょうか。数え切れないほど、そして、まったく意図しないタイミングで広告を目にする時代です。追いかけられるように、ありとあらゆる形の広告というものに遭遇している毎日だということは、否定できないと思います。従って、良い面も悪い面も全て含めて、あらゆる業界で、WEB広告の存在は無視できません。...
工作機械のメンテナンスの重要性

工作機械のメンテナンスの重要性

金属加工会社にとって工作機械は、従業員の次に大切な存在のはずです。もし工作機械が動かなくなったり必要な精度が出なくなったりしたら、製品をつくれなくなったり不良品が発生したりします。そこで重要になるのが工作機械のメンテナンスです。メンテナンスは、仕事、利益、顧客、従業員にメリットをもたらすでしょう。この記事では、工作機械のメンテナンスの重要性を解説したうえで、メンテナンス方法を紹介します。 精度が命だからメンテナンスが生命線...
データ共有が新ビジネスを生む!?

データ共有が新ビジネスを生む!?

この3年間、製造業は世界的にもさまざまな危機に面してきました。見通しの立ちにくい不安定なビジネス環境の中で、ヨーロッパでデータに基づいた企業間連携の動きがにわかに活発になっているのをご存じでしょうか?特に目立つ動きとして、ドイツを中心とする自動車業界のカテナ-Xの導入が挙げられます。今回は、取り組みの狙いや、他の業態や日本での適用は実際どうなのか、まとめていきたいと思います。 カテナ-Xって何?...
金属加工会社を資源高とインフレが直撃、生き残り策は?

金属加工会社を資源高とインフレが直撃、生き残り策は?

2023年の日本人の生活と日本経済を、資源高とインフレが襲っています。世界の政情不安が原油や液化天然ガスなどのエネルギー価格を押し上げ、それだけでもものの値段を上げるのに、インフレが円安を招き、円安がインフレを加速させる負のスパイラルが起きています。金属加工会社は多くのエネルギーを使い、多くの原材料を使うため、大きなダメージを受けていることと推察されます。...