技能士になるには?

技能士になるには?

金属加工の仕事をしている人がスキルを高めたいと思ったら、技能検定に合格して技能士になる方法があります。技能検定は、国が、働くための技能を持っていることを評価する制度で、合格した人は「技能士」と名乗ることができます。しかも、技能士は名称独占のため、技能検定に合格していない人は技能士を名乗ることができません。 金属加工の世界で上を目指すなら、技能士を取得しましょう。そして、金属加工会社の経営者は、自社を強くするために、従業員に技能士を目指してもらいましょう。 技能検定とは、金属加工の技能士とは...
錆を知ろう!

錆を知ろう!

金属加工会社を悩ませる錆。せっかく仕様通りに金属製品をつくっても、出荷を待つ倉庫のなかで錆びてしまったら価値が下がってしまいます。錆は損失を生みます。そこでこの記事では、錆に関する基礎知識を紹介したうえで、工場の人たちが自分たちでできる錆対策について解説します。 錆の理解【基礎編】 錆を退治するには、錆を知らなければなりません。錆の性質を理解すれば「だからこの対策が有効である」と思うことができるので、錆対策を実践するモチベーションが高まるでしょう。 腐食から起きる自然現象「鉄は錆びたがっている」...
生産技術エンジニアは工場をつくる人

生産技術エンジニアは工場をつくる人

金属加工の工場のなかにはさまざまなエンジニアがいます。そのうちこの記事では、生産技術エンジニアにスポットを当てます。工場のエンジニアと聞いてまず思い浮かべるのは機械エンジニアではないでしょうか。機械エンジニアたちは工作機械を駆使して製品をつくる職人であり、モノづくりの仕事に就きたい人の憧れの職業といえるでしょう。...
金属疲労とは?

金属疲労とは?

金属加工会社の経営者や従業員である以上は、金属疲労について知っておかなければならない――これはそのとおりなのですが、しかしそれ以上に重要なのは、この知識を持つことで得られる多くの利点です。 もし、金属加工会社が製造した部品の異常が原因で、それを組み込んだ製品が壊れた場合、賠償問題になる可能性があります。したがって金属加工会社は、金属疲労について理解し、壊れにくい製品をつくっていかなければなりません。また、金属疲労による破損の責任を回避する方法を知ることも、自社を守るために重要です。 金属疲労が「命を奪う」とは...
下請けいじめは違法!

下請けいじめは違法!

某大手自動車メーカー(以下、A社)の社長は2024年3月に、公正取引委員会から下請法に違反する取引があったと指摘され、謝罪しました。ところがその後もA社は下請けいじめを続け、同年5月にA社社長が再度謝罪する事態に追い込まれました。...